展示
1999年(平成11)4月29日、新津駅構内で「SLばんえつ物語号」の出発式が華々しく開催されました。
JR東日本新潟支社、新津市(当時)をはじめとする沿線市町村の期待を背負ったデビューでした。デビュー以来「SLばんえつ物語」は、車両故障などの危機を乗り越え、客車車両の両数やカラーリング、運行区間などを変化させながら、25年間を走り続け、現在に至ります。
本特別展では、四半世紀という長い期間、沿線の観光の大きな柱として活躍してきた「SLばんえつ物語」の軌跡をあらためて整理し、その特徴と果たしてきた役割について考えます。また、磐越西線沿線の季節ごとの風景の中を走行する「SLばんえつ物語」を撮影した写真作品も数多く紹介します。
日程 | 2024年7月27日(土)~2024年10月21日(月) |
---|---|
時間 | 9:30~17:00(入場は16:30まで) |
参加費用 | 入館料が必要 |
会場 | 2階 企画展示室 |
詳細 | 関連企画:特別展記念講演会「「SLばんえつ物語」と新津運輸区」(9月23日開催) 報道資料:JR東日本プレスリリース(2024年7月5日:PDFファイル) |
蒸気機関車が牽引する6〜7両の客車という、ほかにあまりみることができない編成の観光列車が、25年にわたって春~秋にほぼ毎週末運行されているということの希少性と、その魅力について知っていただく機会となれば幸いです。